名古屋ボストン美術館 永遠に花咲く夜
2009/12/12
展覧会『永遠に花咲く夜 17~19世紀の西洋植物画』
17~19世紀に制作された植物を描いた西洋画を展示し、時を越えて色鮮やかに咲き続ける花々の魅力とともに、西洋植物画の発展の歴史を紐といていきます。
植物画は、植物の生態を記録するという科学的観点と、花々の美しさを愛でるという鑑賞の目的との双方から発達してきました。
なかでも、17世紀から19世紀にかけての西洋では、植民地の拡大に伴い異国の植物への関心が高まり、また王侯貴族に始まった庭園造成の趣味はガーデニングとして庶民にまで拡がりました。
そこに印刷技術の発達という要素も加わり、「植物画の黄金期」といわれる一時代が形成されました。
本展では、この時期に制作された114点の秀作を選び、時を超えて色鮮やかに咲き続ける花々の魅力とともに、西洋植物画の発展の歴史を紐といていきます。
名古屋ボストン美術館
日時: 2009年12月12日~2010年4月4日 10:00~19:00
料金: 一般1,200円 中学生以下無料
052-684-0752
詳細情報:http://www.nagoya-boston.or.jp/index.html