安久美神戸神明社　鬼祭

春を待つ2月10・11日に行われる天下の奇祭「鬼祭」。安久美神戸神明社の例祭で国指定重要無形民俗文化財。国の平穏と豊作を祈って、平安時代から続く神事。

クライマックスは赤鬼が天狗に挑む「からかい」。敗れた赤鬼は境内を出て町内をかけまわり、道行く人にタンキリ飴をふりまきます。飴といっしょに白い粉をまき散らすため見物人は真っ白になってしまうのですが、この粉をかぶると夏病みしないと伝えられています。

10日の前夜祭は岩戸の舞で始まり、青鬼が町内を回り、11日の本祭は、午後２時頃より境内で 神事が始まりる。

有名な「赤鬼と天狗のからかい」は、高天原に現れ悪戯をする荒ぶる神（赤鬼）を、武神（天狗）が懲らしめる様を田楽にしたもの。

天狗に諌められ改心した赤鬼は、多数の警護の若者と共に厄除けの「たんきり飴」と「粉」を撒きながら氏子町内に繰出 する。この粉をかぶると夏に病に掛からないと伝えられている。

日時：2010年2月10日 (水曜日) 10:00～
料金：無料

会場：安久美神戸神明社
豊橋市八町通三丁目17番地
tel:0532-52-5257