2016/12/17~1/29
ギリシア考古学の父 シュリーマン -初公開!ティリンス遺跡原画の全貌-。12月17日(土)~1月29日(日)に名古屋市博物館で開催。
ギリシア神話の「トロイの木馬」伝説の舞台となったトロイ遺跡を発掘し、ミケーネ文明が実在したことを証明した「ギリシャ考古学の父」と呼ばれるドイツ人の考古学者ハインリヒ・シュリーマン(1822~1890)。
彼の死後にまとめられた自伝『古代への情熱』によれば、子どものころからギリシア神話の世界に憧れ、努力を重ねて財産を築き、ついにはトロイ発掘の夢を叶えたとされています。
そしてこのサクセスストーリーは、子どもたちに夢を与える理想的な人生として、多くの偉人伝に取り上げられてきました。
しかし、近年の研究では、実は考古学を志したのは中年になってからであることなどが明らかにされ、これまでのシュリーマン像が多くの脚色によって彩られていたことがわかってきました。
本展では、シュリーマンが晩年に発掘した世界遺産ティリンス遺跡の貴重な報告書原画から、波瀾万丈な人生を歩んだ彼の知られざる素顔に迫ります。
ティリンス遺跡は、トロイと争ったミケーネ文明(紀元前1700~1200年頃)の重要な都市で、巨人が築いたという伝承を持つ重厚な城壁が特徴です。
さらに本展では、シュリーマンが魅了された古代ギリシアの世界や、同時代の生まれて間もない考古学について紹介します。
特別展「ギリシア考古学の父 シュリーマン -初公開!ティリンス遺跡原画の全貌-」
シュリーマン、巨人の城に挑む!
◇期間:
2016年12月17日(土)~2017年1月29日(日)
休館日:
月曜日(祝日・振替休日の時は直後の平日)、第4火曜日(祝日を除く)、年末年始
(会期中の休館日 12月19日・26日・29~31日、1月1~3日・10日・16日・23日・24日)、12月27日(第4火曜日)は特別開館
◇時間:
9:30~17:00(入場は16:30まで)
◇会場:
名古屋市博物館
◇料金:
一般800円 高大生600円 中学生以下無料
チケットぴあ(Pコード:767-826)・ローソンチケット(Lコード:45352)
◇お問合せ先:
名古屋市博物館 052-853-2655
名古屋市博物館
名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1
TEL 052-853-2655
FAX 052-853-3636
開館時間:
午前9時30分~午後5時
休館日:
毎週月曜日(休日の場合は直後の平日)、第4火曜日(休日を除く)、年末年始(12月29日~1月3日)
観覧料:
常設展(2階展示室)
一般 300円
高大生 200円
小中生 無料
アクセス:
地下鉄桜通線「桜山」下車、4番出口から徒歩5分
金山総合駅から名古屋市営バス金山14系統「博物館」下車
栄から名古屋市営バス栄26系統「博物館」下車
駐車場:
70台(うち身障者用2台)
普通自動車 300円/1回
駐車可能時間: 8:45~17:30