2009/10/31
松坂屋美術館にて、10月31日(土)〜12月6日(日)の期間、中国・内モンゴル自治区博物館所蔵 チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展を開催。
モンゴル帝国は、チンギス・ハーンが1206年に建国した国家です。13世紀後半、子孫のフビライ(元の初代皇帝)の時代になると中国全土だけでなく、 ベトナムからロシア、イラン、イラクに至る世界最大の領土を支配しました。
本展は、チンギス・ハーンの時代と世界最大のモンゴル帝国を紹介する本格的な展覧会です。
モンゴルと草原文化に関する美術品・資料一万余点を所蔵する、中国・内モンゴル自治区博物館の協力により中国国宝(国家一級文物)をはじめ、黄金の装飾品、 陶磁器、服飾など、約120点の展示品でモンゴル帝国の足跡を辿ります。
〜.戦国時代のモンゴル
紀元前4世紀からチンギス・ハーンが登場するまでの中国北方草原遊牧民族である東胡(とうこ)・匈奴(きょうど)・鮮卑(せんぴ)・突厥(とっけつ)・契丹(きったん)の五部族の装飾品を中心とした出土品を紹介します。
〜.一代の天驕(てんきょう)〜モンゴル帝国の勃興〜
チンギス・ハーンが遊牧諸民族を統一し、モンゴル帝国(1206年〜1368年)を建国。遠征と同時に政治・文化の交流を図った証となる文物を紹介します。
〜.明・清時代のモンゴル
最盛期以降、最大の領土からモンゴル高原に縮小された明・清時代(1368年〜1911年)までの間、遊牧民族の文物や生活用品を展示します。
中国・内モンゴル自治区博物館所蔵 チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展
期間:2009年10月31日(土)〜12月6日(日)
時間:10:00〜19:30 ※最終日12月6日(日)は午後6時まで
会場:松坂屋美術館(名古屋市中区栄3-16-1)
料金:一般1,000円 / 高・大生800円