2011/1/2~23
誰よりも深く。限りない静寂。斬新な発想と独自の美意識で、日本画の世界に新たな息吹を吹き込む手塚雄二の展覧会。1月2日(日)~ 1月23日(日)まで松坂屋美術館で開催。
手塚 雄二 一瞬と永遠のはざまで
2011年 1月2日(日)~ 1月23日(日)
斬新な発想と独自の美意識で、日本画の世界に新たな息吹を吹き込む手塚雄二(1953年生まれ)。日本美術院という長い伝統を誇る団体に属しながら、その中で模索と挑戦を繰り返し、現代日本画の中でも異彩を放つ存在といえます。
手塚は、友禅染の絵付け師である父のもと、神奈川県鎌倉市に生まれました。幼少期に東京に移り住み、高校生のころに画家になることを志します。東京藝術大学に入学後、1979(昭和54)年の第34回春の院展および再興第64回院展で初出品・初入選。同大学大学院に進学してからは故平山郁夫に師事、やがて同大学で後進の指導にあたりながら院展への出品・受賞を重ね、1992(平成4)年には同人へ推挙されました。
本展では、30年以上に及ぶ画業の中から大作約40点を絞り込み、手塚芸術の根底をなす美意識として「寂」(じゃく)「雅」(みやび)「塊」(かたまり)「謐」(ひつ)「燦」(さん)という5つのテーマをもうけ展覧いたします。また、細密な技巧が光る小品、および展覧会初公開となるデッサンあわせて約70 点の作品を展示いたします。新たな切り口でみせる手塚雄二の世界をご高覧ください。
入館料:
一般 800円
高校・大学生 600円
中学生以下 無料
松坂屋美術館
松坂屋名古屋店 南館7階
名古屋市中区栄3-16-1
TEL 052-264-3611
FAX 052-264-3619
開館時間:
午前10時~午後7時30分
*最終日は午後6時閉館(いずれも入館は閉館30分前まで)
アクセス:
地下鉄名城線「矢場町駅」地下通路直結(5・6番出口)
地下鉄「栄駅」16番出口より南へ徒歩5分
駐車場:
松坂屋南館駐車場
9:30~22:30