2011/2/16~28
2月26日(土)~28日(金)に中日劇場で開催。
ストーリー
19世紀末のロシア、ペテルブルク駅。突然の列車事故が起こる。
そこに偶然居合わせた、ロシア高官カレーニンの妻アンナと、若き陸軍士官・ヴロンスキー。 お互い強い印象を受けるが、その先に待ち受ける運命を、知る由もない。
モスクワ駅では、アンナを心から愛し彼女の最大の理解者である兄・スティーバがアンナを迎える。その兄の家で、アンナとヴロンスキーは運命に操られるように再会するのである。
一方、ヴロンスキーに恋するアンナの義理の妹・キティは賢明で純朴な青年レイヴィンからプロポーズを受けるが、恋に恋する乙女の残酷な言葉でレイヴィンを傷つけてしまう。
人妻としての貞淑さと、溌剌とした美貌をもつアンナを忘れる事が出来ず、ペテルブルクに彼女を追って行く、ヴロンスキー。何不自由はないが、厳格で体裁を重んずる歳の離れた夫との生活に、淋しさと空しさを感じていたアンナが、ヴロンスキーと烈しい恋に落ちるのにそれ程の時間は必要ではなかった。
やがてアンナとヴロンスキーの仲はペテルブルクの社交界でも格好の噂の種となり、アンナの夫・カレーニンも知るところとなる。 ヴロンスキーの子を宿すアンナ。 二人はイタリアへ駆け落ちする道を選ぶのである。
わずらわしさから逃れた遠い異国の地で、愛するヴロンスキーとの間に生まれた可愛い娘とつかの間の幸せを得たアンナ。しかしながら、最愛の息子・セリョージャへの断ち切れぬ思いから己のおかした罪に苛まれる。 そんなアンナを目の前にし、やはり良心の呵責に苦しむヴロンスキー。
一方、自分の本心に気付かず、レイヴィンに去られたキティは、失ったものの大きさと自分の本心に気付き、失意の余り病に伏す身となる。事態を知り、キティの元へ訪れたレイヴィンの男らしい態度は彼女を病の床から救い、二人は幸せに結ばれる。
同じように愛し合いながらも
対照的な運命をたどる、アンナ&ヴロンスキー、キティ&レイヴィン。
やがて、その運命はアンナに決断を下させる。
アンナ・カレーニナ
脚本・訳詞=小池修一郎
主演:一路真輝/瀬奈じゅん(Wキャスト)
共演者
伊礼彼方、葛山信吾、遠野あすか、春風ひとみ
山西惇、山路和弘
2011年2月26日(土)~28日(金)
入場料
【A席】11,000円
【B席】 8,000円
※未就学児童入場不可
会場:中日劇場
名古屋市中区栄4-1-1 中日ビル9F
アクセス:地下鉄「栄駅」13番出口より徒歩3分
名鉄「栄町駅」より徒歩5分
駐車場:あり(280円/30分)