映画

黄色い星の子供たち

1942年、フランス政府によって行われたユダヤ人一斉検挙「ヴェル・ディヴ事件」を、過酷な運命に翻弄された子どもたちの視点から描いた真実の物語。

◇story

ナチス占領下のパリ。ユダヤ人は胸に黄色い星をつけることが義務付けられた。11歳のジョーは、星をつけて学校に行くのが嫌だったし、公園や映画館、遊園地への立ち入りが禁じられたことに腹を立てていた。

何かが変わろうとしていることは、わかっていた。それでもジョーと家族は、ささやかな幸せが続くことを信じていた。フランス警察の荒々しいノックの音に、叩き起こされるまでは―

1942年7月16日、パリで始まったユダヤ人一斉検挙。子供も女性も赤ん坊さえも、5日間、水、食料もなく放置された。

だが、それは祖国フランスがナチスに協力して行った信じ難い出来事のほんの始まりに過ぎなかった。家族と引き裂かれた子供たちの真実の物語。

黄色い星の子供たち
監督:ローズ・ボッシュ
出演:ジャン・レノ
上映時間:125分
公開日:2011年7月23日(土)

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