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名古屋市博物館「くらしのうつりかわり」

洗濯たらいや氷冷蔵庫、ちゃぶ台など、この100年あまりの間に用いられてきた暮らしの道具たちを紹介。1月8日~2011年2月27日に名古屋市博物館で開催。

展覧会の構成

1 むかしのくらし

夏のくらし、冬のくらし、明かりの道具のうつりかわりなどを中心に、近現代の市民生活で用いられてきた「くらしの道具」を展示します。

【主な展示資料】
洗濯板とたらい:たらいは昭和15年(1940)に結婚した人が、洗濯板は昭和19年(1944)に結婚した人が嫁入道具として持参した「スフ洗い板」。

2 戦時下のくらしと代用品

ほとんどの資源が軍需優先であった戦時下において、代用資源によってつくり続けられたさまざまな「くらしの道具」を紹介します。代用品登場以前と同じ形のものを作り続けたことに注目してください。

【主な展示資料】
靴(ウナギ皮製):戦時下の物資不足のなかで、ウナギの皮で製作された靴。昭和18~19年(1943~44)ごろ、高等女学校の女性教員に支給されたもの。昭和36年(1961)ごろまで使用。

3 教科書と答案用紙

教科書や答案用紙、文房具など、むかしの子どもたちの身近なところにあったものを展示します。

【主な展示資料】
たろう: 昭和23年(1948)発行。戦後、新しく作られた社会科の最初の教科書。小学校第3学年用。

4 家庭電化製品の世紀

現代の生活は電気なしには成り立ちません。市民生活に浸透していったさまざまな電化製品を紹介します。

【主な展示資料】
テレビ:昭和31年(1956)4月以降に発売された国産の真空管式テレビ受像機。今回の収蔵品展にあたって受像できる状態に修理。展覧会の会期中は、毎日、現代の放送を受信し、放映する予定。

第34回収蔵品展「くらしのうつりかわり」

開催期間
    2011年1月8日~2011年2月27日

休館日
1月11日(火)・17日(月)・24日(月)・25日(火)・31日(月)および
2月7日(月)・14日(月)・21日(月)・22日(火)

観覧料
無料

名古屋市博物館
名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1
TEL 052-853-2655
FAX 052-853-3636

開館時間:
午前9時30分~午後5時

休館日:
毎週月曜日(休日の場合は直後の平日)、第4火曜日(休日を除く)、年末年始(12月29日~1月3日)

 

アクセス:
地下鉄桜通線「桜山」下車、4番出口から徒歩5分
金山総合駅から名古屋市営バス金山14系統「博物館」下車
栄から名古屋市営バス栄26系統「博物館」下車

駐車場:
70台(うち身障者用2台)
普通自動車 300円/1回
駐車可能時間: 8:45~17:30

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