国府宮はだか祭
厄年の男を中心とした、数千人の裸男が、「神男」にふれて厄を落とそうと激しくもみ合い、かけられた水もたちまち湯煙となって立ち込める様は、まさに“天下の奇祭”。起源は奈良時代、人出は約25万人。2月22日(金)に尾張大國霊神社(国府宮神社)で開催。
「はだか祭」は、ただしくは、「儺追神事(なおいしんじ)」と言い、奈良時代の神護景雲元年(767年)称徳天皇が、「全国の国分寺に悪疫退散を祈れ」と勅命を発した時、尾張国司が尾張総社である尾張大国霊神社で厄払いをしたのが儺追神事となったもの。
旧歴正月13日に、42歳と25歳の厄年の男を中心に尾張一円から、サラシのフンドシ、白足袋をつけただけの数千人の裸男が集まり、国府宮神社の参道に登場した素っ裸の神男に触れて厄を落そうともみあいになります。
浴びせた手桶の水に厄男たちがひるむスキをついて、神男の一団がジリジリ儺追殿へ達するまでがこの奇祭のクライマックスです。
はだか祭
◇開催日:
2013年2月22日(金)
◇時間:
15:00~
◇会場:
尾張大國霊神社(国府宮神社)
愛知県稲沢市国府宮1-1-1
◇アクセス:
名鉄名古屋本線・国府宮駅下車、北口から徒歩3分。
JR東海道本線・稲沢駅下車、徒歩15分。
◇料金:
無料
◇お問合せ先:
尾張大國霊神社(国府宮神社)0587-23-2121
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